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2017年10月27日 (金)

司法試験の方向性について

司法試験の方向性について
 近年の司法試験は、本当に易しくなったのか、

 司法試験の合格者は、昭和50年代には500人前後の数で合格率2%以下でしたが、
現在の合格者数は、1,500名以上の合格者が御座います。
このことは、ただ単に偏差値を下げ合格者の水増しを行ってのでしょうか?司法試験に
置いては、そのような結果ではないようです。

Imgp9710
 それでは何故質を下げずに合格者数を増やす事ができたのかを考えますところ、
1、合格枠制の導入(受験3回目内の優先)
2、試験の傾向の変化(法的知識量の試験から、論理的な思考力や文章力及び柔軟な
 対応力を試す試験)に方向性が変わったと言われております。

 今まで司法試験に合格できない多くの人たちは、記憶型中心の勉強方法でした、
最近は論理型への出題へと変化が生じていった為のようです。
例えば、「天皇は、刑事訴追され、刑事責任を問われない」文章が正しいか「正しい」
で正解。    最近の出題では、「天皇は、刑事訴追され、刑事責任を問われ得ない」
と出題された場合は、「得」一文字の増加で(まったく可能性が無いのかを考えて、
回答に至らなければ正解にならなく記憶と更に論理的解答を求めている様です)
この様な理由が、レベル低下を招くことなく試験の質の変化をさせながら、法曹人の
増員を目指していることが推察できます。

Imgp9709
 以上のように、以前の司法試験の合格者は記憶量、勉強量、近年の合格者と
比較致しますと以前の司法試験合格者の方が圧倒的に量は多いようですがしかし、
「論理的」「考える力」の学習では、近年の合格者の方が多いようです。
これらが、近年の司法試験の傾向のようです。

              参考文献 中央大学出版部 法律家をめざす諸君へ

 
                   平成29年10月27日(金)   齋藤 順一  
 

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